フローリング(床)の張り替えリフォームに…

フローリングは、床材として人気の高い素材です。木目の温かみや美しさ、耐久性やメンテナンス性に優れています。
しかし、フローリングも長年使っていると、傷や汚れ、色あせなどが目立つようになります。そんなときは、フローリングの張り替えを検討してみませんか？

フローリングの張り替えは、部屋の雰囲気を変えるだけでなく、カビや汚れなどを防ぐ効果もあります。
しかし、費用や工期などに不安を感じる方も多いでしょう。フローリングの張り替えの費用を抑えるための工夫と注意点についてご紹介します。

■フローリングの種類やグレードを適切に選ぶ
フローリングには合板フローリングと無垢フローリングがあり、無垢フローリングの方が高価です。自分の予算や部屋の用途に合わせて、シンプルで機能的なフローリングを選ぶと費用を抑えられます。

■既存のフローリングに上張り（重ね張り）する
フローリングを新しくするときには、既存のフローリングを剥がさずに、直接上張り（重ね張り）する方法もあります。上張りするときには、既存のフローリングを剥がして処分する費用が不要になるため、張り替えよりも工事費が安くなるのが一般的です。

■家具の移動は自分でする
フローリングを張り替えるときには、室内にあるものをすべて別の部屋に移動する必要があります。家具が少なければ、リフォーム会社が無料で対応するのが一般的です。ただし極端に多かったり大型家具があったりする場合は、別途料金が発生する場合もあります。リフォーム会社に見積もってもらう際に費用を確認し、追加費用が発生するようなら自分たちで移動するとコストを抑えられます。

■DIYする
フローリングの張り替えを業者に依頼せず、DIYすることによってもコストを抑えることが可能です。DIYすれば、必要になるのは基本的にフローリング材の代金のみとなります。ただし、フローリングの張り替えは、既存フローリングや畳の処分、下地の調整などさまざまな工程が発生します。DIYでおこなうには難易度が高く、廃材の処理も大変なので、基本的にはリフォーム会社に依頼するのが無難です。

■相見積もりをする
フローリング張り替え工事の費用を抑えたいときには、複数のリフォーム会社から見積もりを取る「相見積もり」をするのがおすすめです。リフォーム費用には「定価」がないため、リフォーム費用はリフォーム会社によって異なります。見積もりを比較することで、最もお得な業者を見つけることができます。